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zoom RSS ドイツ[DB]で新婚旅行・その6

<<   作成日時 : 2014/02/19 01:21   >>

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だんだん「終わらないんじゃ?」と不安になりつつあるドイツ旅行記録、第6弾。
3日目にして急激に盛り上がるDBへ興味を
“知識”とするべく、ニュルンベルクのDB MUSEUMへ。
ドイツ語どころか英語ですら判らない日本の鉄道マニアは何を見た?

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 <ドイツで最も古い鉄道博物館…1899年からとな>

■まずは館内へ
入り口で日本語表記のガイド(といってもタイトルとMap程度だが)があったので
それを手に取りつつ進む。
そういえばここにあったのはドイツ語と英語と日本語の3種類。
ドイツ語と英語とは判るとして、次に日本語があるのは
やっぱり同じ鉄道マニアが多い国、なのだろうか?と勝手ににやけてくる。

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で、館内は東京の交通博物館のように順路に従ううちに実車の展示箇所へ。
表記はドイツ語なのであまりよく判ってないのだけれど
車体の規模と動輪径の大きさから右は急行旅客用のSLか。
「Bay. S 2/6」という形式らしい。
さらに左は「Phoenix(フェニックス)号」という最初の急行旅客機だとか。
ドイツ形で標準になっている、腰2つオデコ1つの3灯ライトは
この時点でもう確立しているのもすごいというかなんというか。

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その蒸機群の中に、カットボディにして中身が見えるカマがいた。
「Nordgau(ノルトガウ)号」という、ドイツ製の現存する最古の蒸気機関車だとか。
古くて希少価値なのだろうけど、すっかりカットされちゃってるあたり
交通博物館のマレー形「9856」や青梅鉄道公園の「110形」を思い出す。

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さらには好ましい凸形の「E6902」という電機がいた。
左右に狭くて引きが取れず残念。

ちなみにこの先、ガラスドアを開けると道を挟んだ先にレールがつながっている。
どうやらここから出し入れして、第二展示場と車両を入れ替えることがあるみたい。
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1階から順次フロアを進む。
キッズ向けの鉄道の仕組み的なコーナーに
日本でいえば腕木信号機にあたる旧タイプの信号機があったので
せっかくだからと稼動させてみる。

【進行現示】
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【注意(だと思う)】
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【停止】
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左右の違いが当初判らなかったけれど
明確に「停止」の赤信号&横木表示の右側は『出発信号機』
左側は遠目からわかる巨大な黄色の丸印から『遠方信号機』のような存在かしら?
そう思うと、急に親近感が沸いてくるから不思議。
※2014/02/19追記
左の信号機は、↓のブログの記述によると次の閉塞区間の予告信号機らしい。
「ドイツ鉄道Hanau駅でいまだ現役の腕木式信号機」
日本の『遠方信号機』は、単線区間で次の交換駅が通過可能かを示す意味があるけれど
ドイツでは加減速の事前予告の要素、という意味では似たような意義なのかもね。

■線路は続くよ屋外へ
手元のガイドを見ると、館を出てすぐのところに第二展示場があるらしい。
もともと1時間半の予定だったので大急ぎで本館を見、残る45分で第二展示場へ。
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あまり人通りがないので、実は休館?などと思ったけれど
扉を開けてみたら係りのオジサンがいました。
本館で使った入館券を見せて、そのままOK。

倉庫みたいなちょっとした小屋の中に、やはり密集する保存車両。
まずは深紅の流線型蒸機がお出迎え。
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ドイツ鉄道の100周年にあわせて製造された「05形001号機」。
ナチスドイツの国威掲揚ともいわれるが、その優美な姿はいまも色褪せない。
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テンダー側から見る。
あら、客車と繋がりそうなドアがあるように見えるけど
通り抜けできるのかしら?
『銀河鉄道999』では確か、客車から機関車内に直接入れるようになってたけれど
こんな感じの構造だったのかしら?などと思ったり。
でも石炭はどうやってくべるのかしら?詳しいところが知りたいもの。

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そしてもう1台、シーメンス製の電気機関車「E19」。
廃車後の復元で、製造当初のナチスドイツ仕様にまで修復されたようだが
特徴であるハーケンクロイツ部分には木の棒が×で固定されていた。
WEBの画像だと特になにもついていないので、ここ最近で追加されたのだろうか?

ナチスドイツ時代については本館の展示でも
「ナチスドイツに鉄道が加担したことを事実として展示する(意訳)」という表記とともに
当時の制服やハーケンクロイツ入りの徽章の展示
それにユダヤ人強制収用のための鉄道輸送の様子を掲出していた。
本来ドイツ国内では、ハーケンクロイツを掲出することが法律で禁止されているのだが
学術的な要素として公的な機関でこうやって記録を残しているのはさすが。
『終戦』という、なんとなくもやっとした言い方で国体は護持されて
さらには日教組的価値観によって
きちんとした近代史を学ばないまま大人になる日本人からすると
なんとも複雑な思いをもってその様子を見るのでした。

さてその小屋を通り抜けて、重い扉を開けるとそこは屋外展示場。
ニュルンベルク駅に入る前に見えた車両たちは、ここの展示車でした。

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初日に見た103形の試作機「E03 001」や
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ドイツの一般形電機だったという「E44 001」
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DB110形電機、3枚窓が特徴の試作機「110 002」など
撮って帰ってきてその意味が判る豪華なラインナップ。
日本形だったら、EF58とEF15とEF60試作機が並んでいるような感じかしら?

そのほかにも
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614形気動車や
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元は東ドイツの車両だと思われるダブルデッカー車(ひどい落書き)なども。

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この屋外展示場、すぐ脇をS-Barnが通過していくのだけれど
ここは電気機関車+客車がまだ高頻度で運転中。
ちょっとした地方都市では、まだまだ電車よりも客車列車が多いようだ。

大急ぎで廻ってきた屋外展示場、
ひと息ついて脇の車両をみたら、ふっとなんだかよぎるものが。
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…JR九州のドーンデザインはこのオマージュか!

赤1色に塗った485系に、車体長や台車中心間の表記をベタベタと書き
地域色に溢れた鮮やかなデザインのヘッドマークから
味も素っ気もない[RE]なんて表記にしちゃったのも
もしかしてドイツの鉄道に憧れちゃったのかしら?
そういえば883系かもめも、どことなく「ICE-T」を彷彿とさせるデザインよね。
どっちがどっちのマネ、とか野暮なことは言わないにしても
「ああ“車体にアルファベット書いたらカッコよく見える”じゃなくて
ちゃんとした元ネタがあったんだな」と
15年くらい理解できなかったことがストンと落ちた瞬間でしたとさ。

帰りは、先に見た小屋の中に再び戻り通り抜けて外へ。
その最後に見たのは不思議なモックアップ。
「ICE 3」のデザインに近い割りに
前面が直線的で作りやすそうな分、安っぽいなーと思って1枚。
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帰ってきて、なんとなしに『とれいん』No.441(2011-9)をめくっていたら
これが次期のICE増備車のモックアップなのだとか!
いまなお客車主体で運行されているICを今後置き換えていく予定だそう。

現地で判らなかった謎が、まさか自分の家の本棚
しかも自分の作例が載っている号で解けるとは思ってもみなかった…。
この「え、こんなトコに載ってたの?!」という驚きこそ
雑誌の面白さだなぁ!と改めて思った次第。

DB MUSEUMで大急ぎの1時間半でした。
さてニュルンベルクからICに乗って、今度はローテンブルクを目指します。

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