「GM製 西武2000系をモデる!」前編

ウワサを耳にしつつも半信半疑だった、西武2000系初期形の製品化。
ついに?ようやく?とにかく待ちに待って迎えた製品は
印象をよく捉え、古のパーツとは雲泥の差の出来な前面にまず感激!
気になる点は、ユーザー側でフォローしてやればよいのです。

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<つかささんの入間川橋梁で工場長さんの2083Fと離合する2000系>
11月の完成品発売と同時に購入したのは、6両基本セットと4両増結セット。
本来は4両基本と組合せるための増結セットだけど
それはそれ、また次回のネタとしましょう(笑)。

その第1陣の簡易整備を終え、本作業に入る前の先行試作車として用意したのは
クモハ2400代を含む先頭車2両の増結セット。
今回のコンセプトは「製品の仕様を生かし現行仕様として仕上げる」こと。
先に完成している、2047Fと組ませる相方が欲しかったので
6+2の8両編成になる、ってのはちょうどよさそう。
製品状態の写真を撮ることなく、さっそくバラしてました。

[12/05]
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 まずは分解用にパンタを撤去。
 上がったときの形態がイマイチなのでとなりに見えるTOMIX製に交換の予定。

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 ちょっとハマリが硬いヘッドライトパーツを抜き出したら
 テールライトの導光材が片方曲がってた…。
 組立て作業でもミスるような量産品の工程組んじゃダメですよ(-_-;)と笑うに笑えない。
 慌てず騒がず、じんわりとピンセットで曲げ戻してやって復旧完了。

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 同じく分解しにくいシリーズ、パラミックウインドウの前面窓ガラス。
 165系の同じ部分で何度も失敗してきたので、さすがに手馴れたモンです(笑)
 この様子をTwitterに上げたら、何人かの方からコメントいただきました。
 みんなやっぱりココはひとつ越えなきゃいけないステップなんでしょうな。

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 ひととおりバラし終わった2両分の車体とパーツ。
 このうち前面窓と行先種別方向幕のパーツは肉厚隠しの黒を断面に塗っておく。
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 続いてひとしきり屋根加工が続く…。
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 まずはベンチレーターを撤去し、当社標準品のPN-414に交換。
 屋根板がABS樹脂なので、メクレが出るのを押さえるため
 先に表から1.8mmで、そのあと裏から2.0mmで貫通させる。
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 取付け穴の異なるパンタに換装するので、車体中心の2つ穴を埋める。
 ついでに母線の分岐箱を、オーバースケールだけど標準品の新2000系付属品に交換。
 避雷器も、KATO HiSE用円柱避雷器に換えるため1.0mmで穴を開けておく。
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 車体中心線とパンタ中心を出して、台座モールドに9.3mm×7.6mmの四隅でポンチ打ち。
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 そんなわけで仮組みしてみたのがこんな感じ。
 ちなみに無線アンテナも標準品のKATO 101N用に換装。
 これは元の半月穴を拡大→埋め戻し→再貫通して隅っこを仕上げたもの。

[12/10]
 引続き屋上作業進行中。
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 せっかくパンタ換えて避雷器換えて…とかしてたら
 屋根一体のランボードがどうにも気になってきた。
 新製車と改造編入車の見分けのポイントだけに、そこはやっぱりこだわりたい!
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 本来は、進めてた2000N系4R用のはずだったランボードから
 とにかく先を急ぐ2両分だけ転用しちゃいました。
 まあどうせこの先8両編成とか作んなきゃいけないんだし、誤差の範囲さ…orz
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 上から見る限り、先週とあまり進んでないような気がするのが悔しい。
 ちなみに屋根板がABSのためスチロール系接着剤があまり効かないので
 クーラー側から瞬着をチョン付けで流しておきましょう。

[12/17→18]
 屋根の加工にほぼ目処がついたので、今度は車体へ取り掛かる。
 といっても一応は“塗装済み完成品”なので全身再塗装はしない程度ですまそう。
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 しかしちゃんと銀色じゃないドアはどうしても気になるので、ドアだけ残してマスキング。
 まずクツずりを残して裾からマスキング→続いてドア上→さらに左右…と
 これは先にやった2047Fと同様の作業手順
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 まず1両やってみて、製品に印刷された銀色とケンカしなかったので量産化。
 1両目では、ドア上隅のナナメ方向を貼り忘れててちょっと慌てた(^-^;)
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 そして出来上がり。はみ出した分はデザインナイフで取っておきましょう。
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 続いて製品付属のステッカーを貼る。
 妻面のDコック位置表示の△は、写真から判断して裾から2mmの位置に。
 向かい合わせの妻面で高さがバラバラだと恥ずかしいので、並べて位置確認。
 車イス、乗務員ドアの馬場確認矢印とか貼ったところで、半ツヤクリアーを吹いておく。
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 車体のクリアーが乾燥する合間に、別パーツの窓ガラスへレタリング。
 ドアステッカーは、トレジャーの新製品「TTL089A(白色)」を使って現行仕様に。
 乗務員室の表記は10年くらい前からチマチマと使ってるこれまたトレジャー製。
 ちなみに池袋線ではないので女性専用車ではありません。

 ココからはさらに細かな加工へ。
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 <左:加工後/右:←穴拡大後・未加工→>
 JC26タイプのTNカプラー枠が取り付けられるスカート台座だけど
 単純に付け替えただけだと前側のツメがちゃんと噛まなくて下を向いてしまう。
 その代わりに、後ろ側のツメの受けを前側に拡大してt=0.3mmを挟んでみた。
 山下さんの受け売りだけど、こんな感じで大丈夫かな?
 手すりつけた先頭車同士が、ちゃんとカーブ曲がれるかの検証はまた後日。
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 <左:加工後/右:製品状態>
 なぜかサッシの印刷が下がってしまった、扉なし側の妻面窓ガラス。
 車内をのぞいてみたら、屋根板との干渉がないようなので
 差し込むパーツを受ける凹部分にt=0.5mmのプラ板を貼ってかさ上げ。
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 窓下のサッシの表現はいずれにせよないので、ここは別途塗ってやらないとね。
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 それから「クモハ2405」の特徴として“4”と“0”の間隔を空ける。
 実車、なぜか5次車に当たる2400代は電気側だけ(?)そうなってる不思議。 
 しかしインレタの貼りミスにしか見えないのが残念でならない…。
 ここにはくろまやの205系量産先行車用が色もサイズもよかったので流用。

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 そんな感じで2週間ぶりに組立ててみた2両。
 スプレーワークの部品が足りず再塗装できなかった屋根板はもう少し先送り。
 年内になんとか出場させたいところ。
 …その予定に床下機器の加工は含まれてません。念のため。

 後編へ続く!

【プロトタイプ ガイド】
 本来ならば模型化された2405Fを載せたいところですが
 あいにく両面を撮れてなかったので他編成ですみません。
 せっかくなので、西武鉄道最後のAK-3形CPを積む2413Fにしてみました。

クモハ2413[電気側] (2010/03/27)
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 西武新宿方の制御電動車。
 床下の主抵抗器はTKK8500系用とは異なるものの、比較的似た機器なので違和感は少ない。
クハ2414[電気側] (2010/03/27)
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 本川越方の制御車。
 この車両には車イススペースは設置されていないのでステッカーもなし。

クモハ2413[空気側] (2010/11/12)
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 逆サイドから。
 池袋線貸出し時には女性専用車ステッカーも貼付けたが、実際には狭山線内での運用だった。
クハ2414[空気側] (2009/09/22)
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 前から2つ目のドア下にある丸いのがAK-3形コンプレッサー。
 突然足元から「ゴトゴトゴトゴトゴト・・・」と聴こえてくるのが楽しくて、つい真上に乗りたくなるのです。

Tripodがサービス終了になってしまったので
「西武2000系ホームページ」は消失してしまったかのようになってますが
どっこい、実はだいぶ前から母屋の下にコピーしてあったりします。
内容はほとんど10年前のままですが、実車に興味のある方はそちらもぜひ。

『西武2000系ホームページ』 http://www2s.biglobe.ne.jp/~jyoban/seibu/

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この記事へのコメント

大山出張所
2010年12月22日 18:21
最近、手が早いですね。
西武と言えば3ドア派ですが、今回の2000系はいい出来に気になりますが、イメージ的には現行仕様よりも、側面方向幕のない原型仕様が欲しいです・・・
あっ!2コテは新製時から方向幕があるのか・・・
2010年12月23日 02:44
積まれる量に比べ、圧倒的に消化スピードが遅いので
「終わらないんじゃないか?」という恐怖感からです(苦笑)

>2000系原形
方向幕があるのは2コテ最後の2本、準備工事だったのは6連の2本だけです。
…が、クロポのままで仕様が近いのは8連化の種になった
2031・2033初代か2コテくらいなんですよ。
基本編成は当初みなHゴムドアだったのが最大の違い。
さらに妻面は、製品だと外ホロ取付け後の作用管ですし…。

そんな訳でキットからどう化かすかは後日のお楽しみ、です。
それはそれで「創る楽しみいっぱい」なのですが。
2020年04月09日 06:52
2000系

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